26、27の2日間、三条パール金属スタジアムで「第7回三条野球まつり」としてプロ野球ウエスタンリーグ公式戦阪神タイガース対中日ドラゴンズ2連戦が行われており、初日26日は三条で最高気温36.6度の猛暑日に見舞われて選手も観客も猛暑との戦いになった。
雲ひとつないかんかん照りで、帽子だけでは足りず、タオルをかぶってから帽子をかぶって照り返しの日差しも遮り、チームのファンが多い屋根のない一塁側と三塁側の席では、日傘を差す人もいた。
環境省は正午に三条に熱中症情報「危険」を発表、原則運動中止とする猛暑。熱中症で体調を崩す人が多く、正面玄関前に開設されたフードコートで火を使って調理する出店者もダウン。医務室は満杯状態というありがたくない状況だった。
すでに梅雨が明けた関東や関西では連日、35度前後まで気温が上がる猛暑が続いていただけに、新潟遠征に涼しさを期待したかもしれないが、2連戦にぶつけるように猛暑の到来。それでもグラウンドでは文字通りの熱戦が繰り広げられ、観客は間近に見るプロのプレーのパワーや正確さに歓声を上げたり、ため息をもらしたりして観戦していた。
試合は阪神が中日に6-0で完封勝利した。三回に阪神の内野手森田一成が中堅越えの2ラン本塁打を放ち、プロのパワーで観客を楽しませた。
翌27日は正午試合開始で、当日の入場料は内外野共通自由席でおとな1,500円、子ども500円。午後から雨の予報なのが心配だ。