三条市大崎地区の大崎コミュニティ「どんぐりころころ大崎」(佐藤英夫会長)は27日、東日本大震災で三条市に避難している人たちへの応援をきっかけに始まった地域の祭り「どんぐりころころ広場2014」をことしも三条市農業体験交流センター「サンファーム三条」で開くので来場を呼びかけている。
2011年3月の東日本大震災の発生から間もなく三条市内の施設に避難所が開設され、「サンファーム三条」もそのひとつ。「サンファーム三条」で避難生活を送る人たち楽しんでもらおうと、その年の5月に第1回の「どんぐりころころ広場」を開いた。
東日本大震災で被災した人たちのために役立ててもらおうと募金などを行っている。現在は地域住民による交流ときずなを深めることを目的にしており、昨年は約600人が参加した。
ことしは午前11時から午後3時まで開く。焼きそば(250円)やかき氷(100円)、焼き鳥(100円)などを販売。野菜販売やフリーマーケットの出店。おもちゃ射的やスーパーボールすくい、ヨーヨー風船、輪投げを各100円で楽しめる。
正午からは「せっちゃんバンド&フレンズ」のコンサートを開催。また午前11時半と午後2時からの2回、小学生を対象に賞品付きの「じゃんけん大会」も行う。主催者は、地域外の人も遊びに来てほしいと来場を呼びかけている。