三条市内3地区の夏まつりの皮切り、栄地区の「栄ふるさと夏まつり」が26日、市役所栄庁舎で開かれ、36度を超える酷暑のなかでイベントや模擬店など、大勢の人が楽しんだ。
正午の気温は36.3度と35度を超えて今年初めての猛暑日となった。正午から実行委員長の佐藤勝美栄商工会長、国定勇人三条市長のあいさつで開会。いずれも、まずは自分自身の体調管理に気をつけて楽しんでほしいとした。
会場は栄庁舎の駐車場。炎天下なので冷房を利かせた庁舎の1階と急きょ3階のホールも休憩所として開放した。
日中はジャズダンス、ふれあい太鼓、総踊り「よさこい&ヒップホップ」、かき氷早食い大会、大声選手権などのステージベントや、三条凧協会ビニール凧揚げやすまいる☆縁日などのイベント、模擬店などが店開きした。
猛暑のなか、会場内では出店者も参加者も「あっちぇ〜ね」があいさつ代わり。立っているだけで汗が流れ、かき氷や幼児が入る「それいけちびっ子プール」が大人気。汗で髪がぬれるほどの暑さだが、子どもたちは射的や金魚すくいとイベントを楽しんでいた。
暑さのせいか日中の人出は少なめと話す出店者もいたが、かき氷を売るコーナーや毎年のことながら半羽から揚げには行列ができていた。夜は栄太鼓の演奏に続いて大花火大会が行われた。