25、26の2日間行われた燕市吉田地区の夏まつり、第57回吉田まつりの2日目26日は、これまでビジョンよしだで行われた子どもみこしや山車踊り披露がJR吉田駅前に会場を変えてまちなかで盛大に行われた。
吉田まつりに町内で引く山車が導入されたとき、吉田駅前に山車を止めて置く場所がないため、山車は駅そばの通りに止め、駅前で踊りが行われた。山車を引く人たちが踊りを見られないという不満があったことから、ずっと広いスペースのあるビジョンよしだに会場を変え、山車も会場に入れて一緒に踊りを楽しむようになった。
しかし、ビジョンよしだまでわざわざ見物に出掛ける人は少ないことから、ことしは10年ぶりに駅前での踊りを復活。同時にこれまで踊りのあとにビジョンよしだから駅前へ向かって山車が出発したが、今回は例大祭の吉田諏訪神社を山車が出発し、駅前へ向かってから通りに山車を止めておき、山車を引いた人たちも駅前に集まって踊りを繰り広げた。
駅前ではアニメのキャラクターなどをかたどった子どもみこしによるもみ合いに始まり、11団体がよさこいソーランやヒップホップダンスと、それぞれ趣向を凝らした踊りで披露した。見物客も多く、駅前は前日の民謡流しを上回るほどのにぎわいとなった。
踊りは吉田まつりの役員などで審査し、最高位の吉田まつり協賛会長賞に粟生津地区山車保存会、優秀賞に旭町まつり協賛会と流石会、特別賞に八番組を決め、賞品を贈った。