2020年東京五輪の選手村に納入される洋食器や厨房用品への採用をはじめ燕製品をアピールを考える「つばめ東京オリンピック・パラリンピックプロジェクト会議」が29日、リサーチコアで開かれ、ミズノ(株)の上治丈太郎相談役と同社社員でロンドン五輪やり投げ10位のディーン元気選手を講師に招いた。
地元業界などからプロジェクトメンバー約20人が出席。鈴木市長は「選手村や会場でどのような道具が使われているか、選手がどんな感想をもっているかがポイント」で、「実際に五輪で状況はどうなのかという話を聞く本当に貴重な機会を設けさせていただくことができた」とあいさつした。
上治相談役は五輪が開幕してからでは遅い、今からスタートしなければと求め、ディーン元気さんは「選手村の食堂で感じたことを提供して、この燕市がどう次の東京五輪でアピールしいけるかっていうことに対して、どうゆうことができるか、選手の視点で少しでも力になれれば」とあいさつ。このあと「2020東京五輪に向けた燕市の提案について」のテーマで1時半、講話を行った。
このプロジェクトは、東京五輪に向けて個々の企業ではなく地域の企業がまとまってPRしていこうと昨年11月に発足。今は情報収集を中心に活動している。ことし4月から燕市体育協会とミズノで燕市体育センターなど市内体育施の設指定管理者となっていることから、その縁でミズノに講師派遣を依頼した。