三条市・一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」では、28日から8月27日まで夏休み学習プログラム「みんくるで夏休みの宿題をしよう!」を行っており、夏休みの宿題はみんくるでと、子どもたちの参加を待っている。
クーラーが効いて涼しいみんくるのコワーキングスペースなどを使って、友だちと一緒の楽しく夏休みの宿題に取り組んでもらおうと初めて企画した。施設を開放して「みんくる」の職員やボランティアも手伝って宿題に取り組むだけでなく、エレキギター教室、スライムを作る科学実験、浴衣の着付け教室、サッカー用語のイタリア語教室など、夏休みの課題や自由研究にも役立つプログラムも用意している。
プログラムのスタートから3日間のテーマは「宿題のお手伝い」で、2日目の29日は10人余りが参加した。小学校低学年が中心で、親や友だちと一緒に参加し、夏休み帳を広げたり、画用紙に筆を走らせたり。また、歴史的建造物として登録有形文化財になったばかりの「みんくる」の正面を、道路をはさんだ向かいの歩道からスケッチする子もあり、「みんくる」スタッフの元漫画家、田村通済さんもついつい熱血指導していた。
娘を連れてきたお母さんは、「お友だちに会えるし、集中してできるみたいです」。小学校1年生なのにあっと言う間に「みんくる」のスケッチを完成させるようすに「ウチではこんなに早く描いてくれない」と“みんくる効果”に驚いていた。
8月は17日間、プログラムを行う。プログラムのなかには有料ものもあり、詳しくは、みんくる(電話:0256-55-1162)へ。スケジュールは次のカードの通り。