ビリヤードのような要領で遊ぶボードゲーム「カロム」の全国大会予選会を兼ねた「C1カロムグランプリ新潟県央大会」が10日午前10時から燕市児童研修館「こどもの森」で開かれる。
午前はシングルス、午後はダブルスを行い、いずれも予選リーグ、決勝トーナメント方式で競う。はっきりは人数は決まっていないが、上位入賞者は9月14日に福島県いわき市で開かれる全国大会「C1カロムグランプリ」の出場権を得る。
カロムは2人以上で対戦し、互いに自分の色のパックをはじいて自分のパックに当てて落とし、最後にジャックと呼ばれるパックを落とした方が勝つゲーム。東日本大震災で被害を受けたいわき市に絵本作家中川ひろたかさんがカロムを作らないかと呼びかけたことから、いわき市でカロムを作り、いわき市でカロムの全国大会を開くプロジェクト「みんなともだちカロム」が行われている。
新潟県内では一昨年、昨年と「こどもの森」で県大会が開かれたが、新潟支部の開設に伴って燕三条周辺の組織は県央支部となったため、ことしはそれぞれの支部が大会を開くことになった。新潟支部大会は24日に蒲原幼稚園で開かれる。
昨年は約80人の参加があったが、新潟支部に移った人もあり、県央支部大会には60人ほどの参加を見込む。大会には中川ひろたかさんが会場を訪れるほか、金子恵美衆院議員もエントリーしている。
参加費はシングルス、ダブルスそれぞれおとな400円、中学生以下の子ども100円。参加申し込みは3日までに「みんなともだち」事務局(電話:0256-61-1551)へ。