三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は1、2、3の3日間、「切り拓く技と強い絆 祝三条市合併10周年 7.13水害復興10年 第10回三条夏まつり」を開き、凧と凧ばやし踊りパレードや市民民謡踊り、大花火大会、商店街夜店市、三条総踊りを開催し、三条の夏を盛り上げる。
7.13水害から10年、合併で新三条市が誕生して10年目の節目の年。行事内容に大きな変化はないが、夏まつりも衣替えして10回になる。毎回、反省を踏まえて進化しており、ことしは、初日の凧と凧ばやし踊りパレードや市民民謡踊り流しの本部席をこれまでの昭栄大橋近くから中央商店街の丸井今井邸脇に移し、パレードの進行などにも改良を加えた。
1日午後6時に、今井邸脇の本部前で開会宣言と一ノ木戸小学校児童によるオープニング演奏と演舞で幕開きし、凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流しと続く。翌2日は大花火大会。4日は商店街夜店市、三条凧ばやしコラボパフォーマンス、三条夏神輿、三条総踊りで締めくくる。
1日の凧と凧ばやし踊りパレードは、午後6時15分から、昨年までとは逆となる中央商店街(あいでん本町店前)からスタートして一ノ木戸商店街方向に向け、三条凧協会の六角巻凧を掲げてのパレードと、一ノ木戸、嵐南、裏館、三条の4小学校の児童が凧ばやしを踊りながらパレードする。
午後7時半からの市民民謡踊り流しは、42団体の約2,200人が参加して、「三条音頭」を40分、「三条おけさ」を30分、踊り流す。
2日目の大花火大会は、午後7時半から9時15分まで、観覧場所は昨年と同じ六ノ町河川緑地と三条防災ステーションの土手の一部。今回も燕三条エフエム放送が午後7時から生中継し、花火協賛者名すべてを読み上げる。
駐車場は、旧競馬場と三条・燕総合グラウンドだが、できるだけ公共交通機関の利用を呼びかけている。昨年に続いて、食品提供ブースを五ノ町交番向かい付近に開設し、生ビールやかき氷、焼きそばなどを販売する。
最終日3日の商店街夜店市では、市内5つの商店街が趣向を凝らした夜店市を5会場で開店。中央商店街が午後4時からのほかは午後5時スタートで、終わりは午後9時。
また、中央商店街通りを会場に、午後3時から三条凧ばやしコラボパフォーマンスを開催し、三条凧ばやしをテーマに和太鼓演奏とよさこい演舞、書道パフォーマンスをコラボレートする。
続いて午後3時半から8時まで、三条総踊り。よさこい、フラダンス、HIPHOPなどの演舞チームが参加してデモンストレーション演舞を行い、ラストは参加団体はじめ観客も参加してもらい、全員でフラダンスやよさこいなどを踊りつくして締めくくる。
三条夏神輿は、午後7時から9時まで本寺小路と新小路間を、神輿を担いでまつりを盛り上げる。
夏まつり会場周辺では、3日間とも臨時の交通規制が行われるので注意が必要だ。