一昨年始まった「燕三条カレー産業博」あらため「燕三条食の陣」が9月20、21の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれ、主催の実行委員会(塩浦時宗実行委員長)では、飲食・展示物販のの出店者を募集している。
飲食の対象は、原則として燕三条の食品、食品加工品、農作物や、地域外でもご当地名産品として扱われている食品。ブースは間口2.7m、奥行き3.6m。展示物販の対象は、燕三条の地場製品や調理を必要せず火器、シンクを必要としない例えば団子、カレーパン、加工品などの食べ物。ブースは間口、奥行きとも3m。いずれも販売手数料10%、出店料は2日間で1万円。
カレーを通じて燕三条のものづくりや地域文化をPRしようと一昨年、始まったイベント。“B to B”として直接、業界の活性化をねらったが、一般の消費者の来場が多かったこともあり、昨年は“B to C”に転換。そしてことしはカレーというしばりも無くしてより幅広い層をターゲットにする。
実行委員会は、実行委員長に燕三条地場産業振興センターの塩浦時宗専務、副実行委員長に株式会社イケダ社長の池田弘さんと株式会社梨本商店社長の梨本次郎さん、同センターを事務局に構成し、1日午前11時から同センターで記者会見した。
来場者からより多くの食べ物を味わってもらおうと、ハーフサイズでの販売も依頼する。事務局で1日1,000セットのハーフサイズの容器をデポジットで提供する。500円ていどの保証金を支払い、返却するとそれを保証金が払い戻されるが、そのまま持ち帰っても構わず、500円くらいでは絶対に買えないものになるという。
詳しい内容はまだ決まっていないが、出店の人気投票も行う計画だ。昨年は2日間で1万5,000人の来場があった。出店は60を予定しており、これまで30店余りの申し込みがある。出店申し込みの締め切りは8月4日。出店の申し込みや問い合わせは同センター(電話:0256-32-2311)か三条商工会議所(電話:0256-32-1311)、燕商工会議所(電話:0256-63-4116)へ。