第10回三条夏まつりの中日の2日は、大花火大会が開かれ、六ノ町河川緑地などの観覧会場では昨年を3,000人上回る98,000人(主催者発表)が夜空に咲いた大輪の花火をたっぷりと楽しんだ。
午後7時半の開会を前にメーンの観覧会場の六ノ町河川緑地は、ビニールシートなどを敷いて観覧する大勢の人で埋まった。
日中は35.3度まで気温が上がる猛暑日で、午後7時になっても30.3度の高い気温が続いたが、観覧場所には適度な川風が吹き、涼しさも感じるなかでビールやジュースを片手にエダマメを味わいながら花火観覧の人も。五ノ町交番前に設営された飲食ブースには、かき氷や生ビール、から揚げなどを買い求める人の行列ができていた。
旧三条競馬場堤外地で打ち上げた花火は、スターマインが昨年の提供者1組減ったものの新規に4組(五十嵐川水系災害復旧事業安全対策協議会、坂謙、シンワ測定、スノーピーク)増えて計31組、ナイアガラ1組、5号、7号、尺玉は計178発。ことしは、花火の協賛が増えたことで終了時刻を15分延長し、午後9時15分までの開催だった。
また、昨年に続いてすべての花火の協賛者名をアナウンスしており、知っている会社名に「○○さんちらね」、スターマインでは「ここ儲かってるっけ、けっこうすごいんじゃない」など観客もさまざまな反応。期待以上の豪華なスターマインに「きれーらねー」と歓声や拍手が起こり、目の前で上がる花火に「やっぱ、いいね三条の花火」と話す人もいた。
ことしも花火大会の締めくくりは、三条市の佐藤英里ちゃんの歌声にのせた三条市民のスターマインに続き、瑞雲橋に架けたナイアガラ大瀑布、三条商工会議所の花火で終わった。