語呂合わせで「はしの日」の8月4日、県央食品衛生協会三条支部(岩城守支部長)は、ことしも三条市・八幡宮で第36回はし供養祭を開き、毎日使うはしに感謝した。
同支部員と来賓など20人余りが参列。拝殿で長さ約60センチのヒノキのはしを前に神事を行い、境内に設置した焼納台の神火で支部員や市民が持ち寄った2,000膳以上のはしを焼納して供養。参拝者の延命長寿と無病息災を願った。
藤崎重康宮司に続いて来賓、支部員、市民らが順番に神火の燃える焼納台にはしをのせ、手を合わせた。月岡小学校6年生の男の子は、「いつもいつもご飯とかを(口に)持ってきてくれてありがとう」とはしを焼納台に載せたと話していた。
はし供養祭では、市民に大勢参加してもらいたいとイベントを行っており、今回も同支部の飲食業の店主らが作った焼きそば400食、かき氷250食、水風船などを無料配布した。
また、除菌衛生啓蒙活動の一環で、手洗いのポイントを指導する体験コーナーも設置し、来場者に手洗いについても考えてもらった。