13日の盆の墓参りを前に12日、三条市ではJR北三条駅西側の三条中央市場で恒例の盆市が開かれ、早朝から盆花や供物を買い求める人でにぎわった。
ふだんの二・七の市の出店者加えて、臨時出店の30店ほどと三条マルシェの6店の計124の露店が出店。
ハス、オミナエシ、ケイトウなど赤や黄やピンクなどの盆花や宗派によって飾るホオズキやナス、ピンポン球くらいの小さなカボチャなど盆市ならではの商品をはじめ、モモやブドウなどの果物、エダマメやトマト、ナス、キュウリなどの夏野菜が並び、いつも以上に商材はカラフル。
さらに、夏休みとあって出店者の孫など子どもたちの手伝いも多く、かわいい店員さんでいっそうにぎやかだった。
高温も続いたが、盆花の開花はちょうど良く、値段も昨年並みと農家の出店者は話していた。
前夜までの雨はやんで、午前5時ころから買物客が訪れ、最初のピークは6時ころで、弥彦線の高架下は人にぶつからないで歩くのがやっと。目当ての買物をすませると新聞紙にくるんだ花や、果物などの入ったビニール袋をかかえて足早に帰っていった。
その後も切れ目なく買物客は訪れ、8時半過ぎには駐車場は満杯で周辺は渋滞もできていた。
翌13日は午前6時から、盆花や果物を中心にした臨時市場が開かれる。