スノーピーク本社キャンプフィールド=三条市中野原=で14日、「芝生カフェキャラバンDAIDOCO(ダイドコ)青果氷店」がスタート。キャンプサイトを満杯にしているキャンパーに新鮮な県産の果物や野菜をたっぷり使ったDAIDOCOクオリティーのかき氷を提供している。
かき氷を販売しているのは、3人の料理人がチームを組んだフードユニット、新潟ケータリング&フーデザインラボ「DAIDOCO」。一昨年の「水と土の芸術祭」がきっかけでかき氷の提供を始め、夏はかき氷の出張販売を行っている。
ことしは7月は新潟市西蒲区の「いわむろや」、8月は同市秋葉区の「ボー・デコール」に出店しているが、盆の14日から17日までスノーピーク本社に特別出店している。メニューは日によって異なる場合があり、14日のラインナップは角切り果肉がごろっとぜいたくに入ったモモ、黒埼茶豆の濃厚ソースのエダマメ、甘酸っぱくてつぶつぶととろが混在するイチゴ。それに初登場のエスプレッソ+シナモンピーチを限定販売した。
いずれも1杯500円。高いと思う人もあるだろうが、味わってみれば納得。かき氷用のシロップを使ったものとは比べものにならず、ひとりで2杯食べる人が多いのもうなずける。首都圏なら安くても1杯800円で売れるだろう。
キャンプフィールドの利用は14、15日が宿泊のピークで、裕に100組を超すキャンパーがテントを張って満員御礼のにぎわいだ。そのキャンパーはもちろん、スノーピークへの出店を聞きつけてかき氷だけを目的に三条市内から訪れる人も多く、DAIDOCOのキッチンカーに行列ができる人気だった。
14日だけは映画の上映会もあったため夜間営業し、酒を使ったかき氷も用意した。15日以降は毎日午前9時から午後5時まで営業する。