燕市社会福祉協議会就労支援センターでは、利用者が作る「つばめキャンドル」を使って16日午後6時からコーヒースタンド「ツバメコーヒー」=燕市吉田・美容室パリスラヴィサント内=で「つばめキャンドルナイト」を行い、キャンドルにともる火を楽しんでもらう。
カップ入りキャンドル作りのワークショップとつばめキャンドルの販売、キャンドルをともすキャンドルナイトを行う。ワークショップは、キャンドル用の透明なカップの中に色が異なるコインのようなろうそくのチップを積み重ねて作り、1個300円で体験できる。
キャンドルの販売は、ことしも9月に燕市分水地区で行われる酒呑童子行列の鬼のつのをモチーフにした「おにキャン」など同センターで作る各種のキャンドルを販売。キャンドルナイトでは、7時ころから同店の空間に約70個のキャンドルを並べて火をともす。9時ころ終わる。
同センターでは、福祉プロダクトを企画販売するユニットや燕市観光協会と連携し、結婚式場で要らなくなったろうそくを譲り受けて再利用し、ろうそくのチップを積み重ねて作る「おにキャン」の販売を始めたのを皮切りにキャンドルの商品開発を進め、ことしに入ると「つばめキャンドル」というブランド名やロゴもつくって次々と新しい手を打っている。
ツバメコーヒーでは以前からつばめキャンドルを販売している。つばめキャンドルを買っても飾っておくために火をともすことは少ない。本来のキャンドルの機能である火をともすことを含めてキャンドルの魅力を味わってみたらとツバメコーヒーからの提案もあり、今回のイベントを企画。夕涼みがてらキャンドルとともに夏の夜の過ごしてほしいと来場を呼びかけている。参加無料。