第29回越後加茂川夏祭りが14日、加茂市の加茂川河川敷で開かれ、昼のイベントから夜の大花火大会まで、昨年より1,000人多い4万5,000人(主催者発表)の人出でにぎわった。
加茂市の市街地を流れる加茂川に架かる諏訪橋と栄橋の間の河川敷が会場。ことしも右岸と左岸の河川敷間を結ぶ仮橋を上流と下流の2カ所に設置し、川を横断して会場全体が輪になるようにして開催。
午後1時から昼の部のイベントをスタートし、子どもたちに人気のウキウキ桃釣り大会、加茂川コンサート、よさこいソーラン江戸みこし競演、灯ろう流しなどを行った。
夜の部は午後7時20分からの開会セレモニーで幕を開け、昨年より1団体多い14団体511人が参加して、両岸を『加茂松坂』の踊りの輪でつないだ大盆踊り大会を行い、大花火大会がフィナーレを飾った。
この日は雨の心配はなく、日中は30度に届かない夏日だった。夜の部がスタートしたころは25度を下回り、一日を通して過ごしやすく、昼の部から家族連れや中高生などが大勢訪れていた。
午後8時半からの大花火大会は、「5、4、3、2、1」と観客も一緒にカウントダウンを行い、川の中央で点火された光と音の噴水花火で始まり。30分間で5号、7号、10号、20号、2尺玉など計99組約1,000発が打ち上げられ、フィナーレは、加茂川の中央部にかかる全長2キロメートルの「大ナイアガラ」で夏祭りを締めくくった。