16、17の2日間、スポーツランド燕で第2回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会が開かれており、スワローズとコラボ事業を進める燕市とスワローズのキャンプ地の愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市から少年野球の代表チームが出場して交流を深めながら競っている。
会場を4都市の回り持ちとして昨年、スタートした大会で、昨年の松山市に続いて今回は燕市が会場。初日16日は故障中のスワローズのエース、館山昌平投手と平井諒投手、そして燕市PR隊鳥でもあるスワローズのマスコット、つば九郎も応援に参加した。
朝のうち強い雨が降り、関係者は中止を覚悟したが、午後から雨が弱まり、グラウンド整備を行って実施できることになった。当初は2試合を野球場2面を使って時間差で行う計画だったが、1面だけを使うことにしたのに伴って2試合を順に行うことにし、競技も1時半を超えて新しいイニングに入らない7イニングスの予定をそれぞれ1時間、5イニングスに短縮した。
また、2面でそれぞれ開始式を簡単に行う計画だったが、全チームがそろったため、急きょ開会式を行った。4チームがダイヤモンドに整列し、あいさつで鈴木力市長と衣笠剛球団社長は予定通り開催できたことを喜び、子どもたちには交流を図るよう求めた。
昨年優勝の松山市が燕市の鎚起銅器の技術でつくられた優勝カップを返還。投手鈴木市長、打者館山投手、捕手平井投手、球審つば九郎の豪華メンバーで始球式を行った。さすがに鈴木市長も気遣ったのか、投球は外角高めに外れたものの、予想以上の急速に館山投手は「(急速が)今のぼくより速いです」と感心していた。
このあとは燕市予選会で優勝した燕南野球スポーツ少年団と浦添市が対戦。夜は全チームで一緒に夕食を食べて交流し、翌17日は決勝戦と3位決定戦を行って閉会後、子どもたちは磨き体験を行い、夜は歓迎レセプション。18日は大河津資料館を見してから帰路に着く。