「Mackie(マッキー)」の愛称で親しまれる三条市出身のシンガー川上真樹さん(45)のボーカルスクール「One Voice Music Land」県央校は22日、市内の子どもたちのために役立ててほしいと、7月に開いた同校ライブの入場料の一部2万円を三条市に寄付した。
午後1時半に川上さんと、川上さんのスクールで指導を受ける三条市の中学生シンガーソングライター佐藤英里(ひらり)さんと小学生グループ「ちびクロ☆スターズ」のメンバー2人が市役所を訪れ、善意の2万円を包んだのしぶくろを国定勇人市長に手渡した。
川上さんらは、三条出身の未来ある子どもたちや三条市が、自分たちのもつ音楽という力で元気になればと27日、三条市東公民館で昨年に続いて2回目のライブを行った。同スクール生徒の元川浩子さん、佐藤英里さん、ちびクロ☆スターが出演し、約100人が来場した。
来年以後は、さらにたくさんの子どもたちに参加してもらえるようなライブにしていきたいと話している。
最近、ギターを始めたと言う国定市長に、「今度、コラボをしましょう」の声がかかり、「いいよ、オレ、カッコーできるよ」と応えた。川上さんからは「来年、(ライブに)出てもらえたら」と出演のオファー、英里さんからも「あいさつはいらないから、ギターで」のリクエストに「いやあ、あいさつにしてください」と終始、和やかだった。