鈴木力燕市長は27日午前10時から市役所で定例の記者会見を行い、一般会計9月補正予算の編成をはじめ、子どもの通院医療費助の拡充、縁結びを手伝うサークルの設立支援、燕市PR大使ふるさとコンサートの開催、ロゴも一新したツバメルシェの交通公園での開催など11項目で話した。
一般会計の9月補正予算は、総額12億0819万円で、財源の内訳は国県支出金1億4386万円、地方債が−3030万円、その他1013万円、一般財源10億8450万円。補正後の今年度予算額は405億0720万円となる。
公共投資の地方負担額等に応じて配分される国の「がんばる地域交付金」の第1次交付限度額が示されたため、これを活用して地域からの要望が多いインフラ整備の道路改良や下水路整備を行う。
また、分水小学校外壁改修事業(3100万円)、1台当たり6万円を上限に補助率1/2で防犯カメラ設置への補助(120万円)、移動式赤ちゃんの駅の整備(28万円)、予防接種法の改正による定期予防接種の実施(肺炎球菌ワクチン1024万円、水痘ワクチン1828万円)など早急に対応すべき事業についての補正予算を9月定例議会に上程する。
子どもの通院医療費助成の拡充は、これまで子どもが1人か2人の場合の通院に限り助成の対象が小学校卒業までだったが、9月1日からは通院、入院とも子どもの人数にかかわらず中学校卒業まですべてに対象を拡大する。
子どもの人数 | 旧 | 新 | |
---|---|---|---|
通院 | 1人または2人 | 小学校卒業まで | →中学校卒業まで |
3人以上 | 中学校卒業まで | 変更なし | |
入院 | 1人または2人 | 中学校卒業まで | 変更なし |
3人以上 | 中学校卒業まで | 変更なし |
燕市PR大使ふるさとコンサートは10月25日午後3時から燕市文化会館で開き、PR大使の上杉香緒里さん、本宮宏美さん、キラー・カンさんが出演する。入場無料で9月17日から燕市中央公民館、分水公民館、燕市役所の市教委社会教育課で配布する。
ツバメルシェは9月7日に燕市交通公園で開く。これまでは各種イベントにあわせて同じ会場で開いてきたが、今回は初めての単独開催。ロゴマークを一新し、表記もこれまでの平仮名の「つばめるしぇ」から「ツバメルシェ」とカタカナに変え、新たな出発となる。
また、9月28日に道の駅国上周辺で開かれる第10回越後くがみ山酒呑童子行列の参加者募集についても話したが、鈴木市長はそのオリジナルTシャツを着て会見した。会見で発表した項目は次の通り。