三条市下田地区・北五百川の築80年の建物をリノベーションして7月にオープンした古民家カフェ「傳七茶屋」では、9月15日午後2時から「チェンバロ in 古民家カフェ!〜傳七茶屋オープン記念〜」を開き、地元の高橋靖志さん製作のチェンバロで鍵盤楽器奏者の筒井一貴さんの演奏を聴く。
午後2時開演で、入場料は1ドリンク(コーヒー、ビール、スパークリングワインから)付きで2,000円。定員は30人で、電話で申し込みを受け付けている。
筒井さんは、最古のピアノ、クリストーフォリピアノの演奏で知られ、チェンバロやクラヴィコードなど古楽器の奏者。2001年の石川県立音楽堂オープニングイベントにて5種類のピアノを使った演奏会、2003年と2009年の国際クラヴィコード・シンポジウム(イタリア)での演奏会など、幅広く活動し、三条市では漢学の里・諸橋鐵次記念館や嵐渓荘でクラヴィコードリサイタルなどを開いている。
今回、筒井さんが演奏するチェンバロは、下田地区でクラヴィコードやチェンバロを製作する高橋靖志さんの「ジャーマン1段チェンバロ」。
曲目は、パッヘルベル(1653-1706)「Hexachordum Apollinis」より『AriaQuarta』(アリア第4)、フィッシャー(1656-1746)組曲集「音楽のパルナス山」より『Erato』、ハイドン(1732-1809)ソナタHob.XVI/6 ト長調で、1時間半のステージだ。
「チェンバロin古民家カフェ!〜傳七茶屋オープン記念〜」の問い合わせや申込みは、傳七茶屋オーナー若林さん(電話:090-2179-8695)へ。