燕市観光協会(山崎悦次会長)は、9月28日に道の駅国上で第10回の節目となる越後くがみ山酒呑童子行列を行うで、行列の参加者を募集している。
燕市に生まれたと伝わる酒呑童子にちなんだ毎年恒例のイベントで、そのメーンが行列。昨年までは国上山中腹から道の駅国上まで、夕暮れどきに林道を下る行列だったが、せっかくの行列なのに見物客がいないこともあり、ことしは道の駅周辺を周回するコースとし、時間帯も午後2時からの明るい時間に行う。
行列出立セレモニーを行い、燕市出身の元プロレスラーで燕市PR大使のキラー・カンさんをはじめ、各地から参加する鬼や仮装コンテストの参加者が参加。キラー・カンさんが勝ちどきをあげて行列が出発する。
この行列に参加する人を募集しているもので、先着でおとなの「鬼軍団」250人、子どもの「子鬼軍団」100人を募集。参加費は3パターンあり、1,000円が缶バッジ、鬼メーク、オリジナルTシャツ、景品がつく。500円は缶バッジとメーク無料でおまけつき。小学校6年生までは無料で参加特典はなく鬼メークがつく。
オリジナルTシャツは毎年、バージョンを変えて作成しており、ことしも漫画家永井豪さん描き下ろしの酒呑童子の漫画を背中にプリント。赤、青、黒の3色ある。これまで行列参加者にしか配布しなかったが、ことしは一般販売も行うので誰でも入手できる。ただ、販売価格は1,000円より高い設定になりそうで、行列に参加した方がお得だ。
また、10周年ということでことしは新しい企画を数多く用意する。鬼変化仮装コンテストも2年ぶりに復活するので、あわせて参加を呼びかけている。
行列の参加は申込み用紙に記入し、参加費を添えて燕市観光協会(電話:0256-64-7630・産業史資料館内)か道の駅国上(電話:0256-98-0770)へ申し込む。