桐タンスメーカーの(有)茂野タンス店(茂野克司社長・田上町原ケ崎新田)は、31日の午前と午後の2回、高級桐たんすなどの端材を有効利用する第17回親子による桐木工教室を開くので、参加する小学生親子を30日まで募集している。
桐タンスを製作する工程で出るキリの端材を焼却せずに小物などの材料として二次利用し、桐材の有効利用を図るとともに、桐に親しみながら親子のふれあう交流の場を提供しようと、小学生親子を対象に年に数回、開いている。
今回は、午前9時から正午までと、午後1時から4時までの2回、開く。同社では雅子さまや紀宮さまの婚礼桐タンスも納めており、それらを手掛けるタンス職人の指導の教室。
桐の端材を使い、最初はペン立てを製作したあと、端材を自由に使って玩具や小物など好きな物を作ってもらう。
参加費は無料で、募集対象は保護者同伴の小学生。定員は各回5組の計10組。毎回、県内各地からも参加があり、会場の同社まで行くことができる人ならだれでも参加できる。申し込みや問い合わせは、同社へ電話(0256-57-3610)か電子メール(info@kamono.com)で30日まで受け付けており、住所、氏名、電話番号、学年、参加人数を記載して申し込む。