8月最後の31日、三条市諸橋轍次記念館で夏休みこども漢字教室が開かれ、市外も含む小学校1年生から中学校2年生まで33人が参加して楽しみながら漢字の覚え方を学んだ。
三条市を拠点に教諭のスキルアップを図る「TOSS SANJO(とす・さんじょう)」(田代勝巳代表)に所属する教諭7人が講師。2人がペアになって「名文・格言暗唱かるた」を使った対戦に始まり、大漢和辞典5万字の漢字の秘密を知ったり、子どもに漢字を教えるために使う漢文の長詩「千字文(せんじもん)」を使った学習方法を学んだりした。
「千字文」から好きな漢字を選んで色紙に書く学習は、夏休みの作品にもなる。子どもたちは勉強しているというよりは遊び感覚でにぎやかに学習。最後に同記念館の羽賀吉昭館長から観光大使認定証をもらって終わった。