三条歴史文化担い手育成会は15日、三条市・八幡宮で子ども大名行列を行うので、とくに子どもみこしを担ぐ子どもたちの参加を募集している。
毎年5月15日に行われる三条祭の大名行列を子どもたちで再現し、ふるさとを愛し、これからの三条を支える担い手になってもらおうと一昨年から毎年、行っている。
参加者は午前8時半に八幡宮に集合し、10時に子ども大名行列が出発。参道を抜けたあと、右回りに弥彦線高架下を通り、三条鍛冶道場まで進み、八幡宮へ戻って午後1時に終わる。
本物の大名行列の子ども版だが、衣装や道具は本格的だ。かつて子ども大名行列が行われていたことがあり、1954年に作られた子どもサイズの金山神社のみこしをはじめ、道祖神の衣装ややっこの持ち物、四神旗、本物のお下がりの道祖神の面もある。
一昨年はやっこの衣装30着と、道祖神のてんぐがはく高下駄を新調。さらにことしは子ども大名行列奉賛会(高橋一夫会長)が発足し、天狗2人分、白丁30人分の衣装と台車に載せた太鼓を寄付してくれた。
募集は3年生以下の小学生が30人、4年生以上の小学生が50人。てんぐややっこの役を務める子どもは十分だが、みこしを担ぐ子どもなどが足りず、参加を呼びかけている。参加は無料で、参加申し込みや問い合わせは三条市市民活動支援センター(電話・ファクシミリ:0256-34-8960)へ。