眺めるだけの植え込みを活用して子どもたちの食育の場にと、燕市児童研修館「こどもの森」は、芝の植え込みを畑に変えて野菜を栽培。子どもたちと一緒に収穫祭をと張り切っている。
8月に入って「こどもの森」の道路に面した部分にある植え込み約20平方メートルに野菜を育てるための土や肥料を入れて畑にした。さっそくブロッコリーやハツカダイコンの苗を植えた。試しにプランターにシロナスやピーマンの苗を植えた。
8月29日には、子どもたちと一緒にニンジンやダイコンの種まきをした。9月4日にはブロッコリーをすでにひざの高さくらいまで茎を伸ばして青々とした葉を茂らせ、ダイコンも葉を開き始めている。
畑の土や苗、種は、NPOどんどこプロジェクトから提供を受けた。同NPOは、児童館との連携して子どもが地域の課題に触れる機会を提供し、子どもたちと地域がともに気づき、学びあう環境を創出している。
11月には子どもたちと一緒に収穫、調理して収穫の秋、味覚の秋を味わう。うまくいったら、来年以降は栽培を拡張していきたい考えだ。