燕市の青空露店市「ツバメルシェ」が7日午前10時から午後4時まで燕市交通公園で開かれる。初めての単独開催のツバメルシェで、隣接の燕市児童研修館「こどもの森」でもたくさんのイベントを用意しており、市民の来場を呼びかけている。
メーン会場は交通公園の芝広場。燕市周辺から飲食やクラフトの31の店が並ぶ。4つの福祉関連事業所のブースや移動販売車もある。
前回も好評だったクイズラリーと水鉄砲大会も行う。いずれも正午から午後1時までは休憩。クイズラリーは先着150人が参加でき、園内に隠れているクイズすべてに正解すると景品がもらえる。水鉄砲大会は対戦型の水鉄砲遊びで、参加費は1回300円で使った水鉄砲をもらえる。
「こどもの森」のイベントも盛りだくさんだ。「ミニキッチン菜園&ミニガーデン」は、植木鉢を好きにデコレーションして土を入れて野菜の種をまく。多肉植物を植えることもでき参加費300円で自分の鉢を持ち帰られる。シールでオリジナルのネームタグやポチ袋を作る「シールであそぼう」は参加費100円。
「染め布づくり」は午前11時から正午まで行い、28日に道の駅国上で行われる酒呑童子行列を彩るのぼり旗用吹き流しの布を虹色に染める。「染め紙うちわ」は午後1時から2時まで行い、酒呑童子行列で配るうちわを作る。この2つは参加無料だが、作ったものを持ち帰ることはできず、代わりに無料で鬼メークを体験できる。
「“鬼”変化グッズ作り」は午後1時から3時まで行い、参加費450円でオリジナルはちまき作り、200円で剣作りに参加できる。また、ボードゲーム「カロム」を体験できる「カロムであそぼう」も無料で参加できる。交通公園も人気のゴーカートをはじめさまざまな施設があり、ツバメルシェとともに一日たっぷり楽しめるフェスティバルになる。
燕市はまちのにぎわいの創出などを目指して2012年から「つばめるしぇ」を開いている。これまでは、おいらん道中、燕青空即売、200mいちびなど集客力のあるイベントと同時開催してきたが、今回が初めての単独開催となる。
ことしは実行委員会(白井悟実行委員長)を組織して企画運営し、ネーミングを「ツバメルシェ」と片仮名に替え、新しいロゴを作成するなど新しい取り組みを始めている。今回のツバメルシェが成功することで今後にはずみをつけようと、大勢の来場に期待している。