三条市諸橋轍次記念館では、13日午後1時半から同記念館で一流の講師と新進気鋭の研究者を講師に講演会「漢字研究の最前線ー木簡と人名の漢字についてー」を開く。
講師は早稲田大学教授の笹原宏之さんが「人名と漢字」、(独)国立文化財機構奈良文化研究所アソシエイトフェローの井上幸さんが「日本古代の木簡に書かれた漢字」をそれぞれテーマに講演し、4時半に終わる。
笹原さんは東京都出身で早大第一文学部卒。文学博士で、文部科学省の「常用漢字表」、法務省の「人名用漢字表」などの委員・幹事を務める。著書は『日本の漢字』(岩波書店)など数多い。
井上さんは兵庫県出身、武庫川女子大学文学部卒。同大学大学院をへて中国魯東大学外国語学部日本語画家教授、文学博士となっている。
参加は無料だが申し込みが必要。定員150人、三条市中央公民館からマイクロバスを運行するが、定員25人で残り数席になっている。参加申し込みや問い合わせは同記念館(電話・ファクシミリ:0256-47-2208)へ。