三条市南五百川、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」は7日、平成12年4月のオープンから14年5カ月で累計入館者300万人を達成。記念セレモニーを行い、300万人目とその前後2組ずつの計5組に記念品をプレゼントした。
ちょうど300万人目の入館者は、午前10時半ころ入館した三条市長嶺、田辺正次さん(38)。田辺さんは、3カ月に1回くらいのペースで家族で訪れ、数えきれないほど来館している。
この日も家族で訪れて記念すべき300万人目となり「光栄です」と驚いた。同施設の魅力は「きれいなところやご飯がいしいところ」という田辺さん。一緒に来ることもある息子の秀太くん(10)の好きなメニューは「背脂ラーメン」だ。
記念のセレモニーでは、施設を運営する(株)下田郷開発の代表取締役から田辺さんに無料入館券10,000円(12回分)、下田産「コシヒカリ」の新米10kgの目録、タオル、ペットボトル飲料、ぬいぐるみ、フルーツ詰め合わせなどたくさんの記念品をプレゼント。300万人の前後の4組にも、それぞれ無料入館券5,000円分やコメ5?、八色スイカなどを贈った。
いい湯らていでは、これ以前は平成16年11月14日の100万人、19年3月10日の150万人、21年6月20日に200万人達成でセレモニーを行っており、その間に2度の大水害を経験し、休業した期間もあった。
斉藤詳子支配人は、「毎年20万人前後の方に入館していただき、日々、積み上げてきての300万人。これだけ大勢の方から利用していただき、本当にありがたい」と感謝。4月から入館などでポイントの貯まる会員サービスでは、会員本人の誕生日には入館料が無料になるサービスも行っており、入会やリピーターへの励ましにもつながっている。「来ていただいた方に喜んでもらいたい、満足してもらえたらそれがいちばん」と話していた。