燕市の青空露店市「ツバメルシェ」が7日、燕市交通公園で初めて単独開催され、好天にも恵まれて7,500人が来場して予想を上回るにぎわいとなり、独り立ちに成功した。
ツバメルシェは、2012年のスタート以来、おいらん道中、燕青空即売、200mいちびなど集客力のあるイベントと同時開催してきたが、今回が初めての単独開催だった。
交通公園の芝広場をメーン会場に、燕市周辺から飲食やクラフトの31の店が並び、4つの福祉関連事業所のブースや移動販売車も。クイズラリーと水鉄砲大会のイベントを用意し、隣接の燕市児童研修館「こどもの森」でもたくさんのイベントを用意した。
明け方に強い雨が降ったが、日が昇るとさわやかな青空に恵まれた。朝は涼しい風が心地良く、昼前後は夏に戻ったような陽気になった。
交通公園や道路をはさんだ向かいの燕市民体育館にも広い駐車場があるが、ツバメルシェが開かれている間はずっと満杯のまま。クイズラリーは400人分を用意したが、午後の部の受け付けが始まってすぐ400人に達した。
ヘルメットに金魚すくいのポイをつけ、相手のポイや相手陣地のポイをねらって打つ水鉄砲大会は大人気で、子どもたちは歓声を上げ、時間を忘れて芝の上を走り回っていた。
園内にはゴーカートやサイクルモノレールもあり、公園の機能が充実している。公園で遊び疲れたらエアコンの効いた「こどもの森」で休んだり食事したりと、それぞれの機能が互いに連携して相乗効果を生んで滞留時間が長くなり、3時間、4時間と過ごす人も多かった。