「中秋の名月」だった8日夜、燕御神楽神伶会(船山正幸会長)は、20日を宵宮に21日行われる燕・戸隠神社の秋季大祭に向けて神社拝殿で神楽をけいこした。
燕御神楽神伶会のメンバーは、3歳から小学校6年生まで13人のほかにおとなや太鼓担当もいる。毎年、秋季大祭で神楽を奉納しており、ことしも子どもを中心に10舞ほどを奉納し、3、4歳も出演させたい考えだ。
毎週月曜の晩に燕市総合文化センターで練習しているが、秋季大祭が迫ったこの日は、踊るスペースを確認し、体で覚えるためにも本番と同じ拝殿でけいこした。子どもたちのにぎやかな声が響き、中秋の名月が照らす拝殿の外には太鼓や笛の音がもれ、近隣に祭りが近いことを告げていた。来週半ばにもう一度、拝殿でけいこして本番を迎える。