三条市と建設機械レンタル業の(株)カナモト=金本寛中代表取締役・本社北海道札幌市=は10日、「災害時におけるレンタル機材の供給に関する協定」を締結した。
午前9時に市役所で締結式を行い、国定勇人市長とカナモトの岡田誉文関東信越地区新潟ブロック長が協定書に調印した。協定は三条市内で地震、風水害その他の災害時に三条市の要請に応じてカナモトが所有する仮設トレイやユニットハウス、照明機器、発電機など建設機械全般の調達と供給を行う。
同社は、全国に約170の営業所などの拠点があり、その半数が自治体と災害時の協定を締結している。県内では、新潟県をはじめ糸魚川、新発田、長岡、妙高と今回の三条市を含めて6つの自治体とと締結。
県内には6つの営業所があり、災害時発生時には早ければ30分、遅くとも1時間以内に対応ができ、さらに隣接県からの供給も可能と述べ、国定勇人市長は、「全国展開の強みですね」と期待した。