三条市総合運動公園の「トリムの森」を利用者の手で安全で快適な場所に再生していくこと目的とするボランティアチーム「槻の森美活部」は、13日午前7時からトリムの森の園内園路に整備を行うので、趣旨に賛同するボランティアの部員を募集している。
同部の代表は三条市直江町1、会社員権瓶竜之介(ごんぺい りゅうのすけ)さん(26)。トリムの森まで自転車で数分の同市月岡に実家があり、子どものころはしょっちゅう遊びに行った。トリムの森は、緑豊かな自然の丘陵地約8ヘクタールを生かした憩いのスペースで、ちびっこ広場、多目的芝生広場、とりでややぐらを模した遊具、ローラースライダーなどさまざまな機能を備えている。
しかし、トリムの森ができてから20年たって整備が行き届かない状態になった。「自分の思い出の一部なので、ただ20年前の姿によみがえらせて、子どもたちに残したいだけ」と権瓶さん。
ほかに趣旨に賛同してくれた2人と3人の部員で8月に同部を発足し、今回が初めての活動になる。部員のひとりは三条市総合運動公園の指定管理者である株式会社丸富の柴山昌彦社長で、今回の活動にも参加してくれる。
トリムの森は木が生い茂っていて暗く、幼稚園の園児が怖がっているという話を聞き、今回は園路わきの木々の枝打ちを中心に整備する考えだ。
権瓶さんは「誰にでもできる軽作業なので、気軽な気持ちで参加してほしい」と参加を呼びかけている。問い合わせは権瓶さん(電話:090-4366-6283、電子メール:gonpei0805@yahoo.co.jp)へ。