12日の県内は晴れたり、土砂降りになったりを短いサイクルで繰り返す不安定な天気だった。
三条では、明け方の最低気温は16.5度、日中の最高は24.7度にとどまり、9月下旬並み。この秋初めて25度に届かず、夏日にならなかった。
青空が見えていたかと思うと、真っ黒な雲が上空を覆ってバケツをひっくり返したような大雨になり、10分もすると雨が弱まって再び青空が見えて日が差すという、通り雨を繰り返すような天気だった。
雨雲が通過しては日が差すことを繰り返したおかげで、午後からはこれ以上ないというくらい何度となく虹が現れ、虹を見放題。日が傾くにつれて虹はしだいに高さを増し、日没間際にはほぼ半円の虹が現れ、息をのむような美しい自然のアートで目を楽しませてくれた。