三条市大崎地区の大崎コミュニティ「どんぐりころころ大崎」(佐藤英夫会長)は12日、東日本大震災で三条市に避難している人たちのために役立ててほしいと、7月に行った地域の祭り「どんぐりころころ広場2014」での募金など4万円余りを三条市に寄付した。
午前9時半に佐藤会長と田中俊孝副会長の2人が市役所を訪れ、国定勇人市長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
「どんぐりころころ広場2014」は7月27日に同地区の「サンファーム三条」で開催。フリーマーケットや、焼きそばなどを販売した収益の一部と会場内に設置した募金箱に寄せられた合計42,470円を寄付した。
同イベントは、2011年3月の東日本大震災の発生で三条市内に避難所が開設されたことがきっかけに企画。避難所のひとつが大崎地区の「サンファーム三条」で、そこで避難生活を送る人たち楽しんでもらおうと、その年の5月に第1回を開いた。そのときのきずなを現在は地域や住民のきずなとして継続して開いている。
9月7日現在、東日本大震災の影響で三条市には147人が避難している。