三条凧協会(渡辺喜彦会長は)は19日、三条市中央公民館で第32回越後三条凧合戦写真コンテストの表彰式を行い、入選以上の作品16点を表彰した。
毎年、6月に行っている三条名物「越後三条凧(いか)合戦」を撮影した写真コンテスト。今回は市内外から71点の応募があり、日本写真協会会員の上山益男さんの審査で最高賞の推薦1点から特選2点、準特選3点、入選10点を決めた。
推薦は三条市直江町1、岡田達雄さん(66)の「この戦い、われにあり」に決まった。岡田さんは昨年は4点応募したのに入選できず、「今回はリベンジでした」。ことしは撮り方を遠くからねらうのではなく揚げ師に接近し、「戦場カメラマンに臨場感のある写真を撮ってみた」と話していた。
入選以上の作品は21日まで同公民館ロビーに展示した。推薦以外の入選以上の作品は次の通り。敬称略。
【特選】▲田村勝秀「走れー」▲田村栄一「ベテラン奮闘中」
【準特選】▲上村一隆「槌(つち)」▲植木元「華麗に舞う」▲渡辺キヨミ「ひけー」
【入選】▲渡辺キヨミ「からみの調整」▲東樹恵理「最後の一引き」▲梨本清一「小町奮闘」▲須藤佳子「よし!行くぞ」▲桑原晃「凧に集う」▲渡辺敏「五郎組奮闘」▲渡辺一寿「合戦開始!」▲吉川一重「それ引け!!」▲植木元「楽しい凧揚げ合戦」▲飯山嘉幸「僕らも揚げるぞ!!」