燕市と東京ヤクルトスワローズのコラボレーションで生まれた同市東太田地内の農業体験田「スワローズ・ライスファーム」で20日、スワローズのマスコットで燕市PR隊鳥の「つば九郎」と一緒に稲刈りを体験する首都圏からの日帰りバスツアーが行われ、ツアーに81人、一般市民約130人が参加してこれまでにない大規模な稲刈りになった。
旅行代理店に業務委託して一昨年から春に田植え、秋に稲刈りのツアーを行っている。ツアー客は用意されたスワローズの緑のウエアを着て参加。いずれも熱烈なつば九郎ファンで、以前にもスワローズ・ライスファームを訪れた人が多かった。
つば九郎は、手当たりしだいにモノにサインしまっくたり、あいさつしてる人にいたずらしたりと相変わらずやりたい放題。ツアー客は、稲刈りをしながらもつば九郎が気になって仕方ないようすだったが、生産者に収穫作業の条件や良い米を作るためのひけつを聞いて関心する人もいた。
今回はことし8月に燕北小学校の児童を中心にことし発足したばかりの少年野球チーム「燕スワローズ」を中心とした少年野球に励む子どもたち約30人がユニホームを着て参加したこともあり、一般参加は約130人と膨らんだ。「燕スワローズ」のキャップには「TS」のマークがあるが、この日のためにスワローズの「YS」とあるキャップを用意し、つば九郎からサインしてもらって子どもたちは大喜びだった。