10月2日から5日までの「燕三条 工場の祭典」に向けた最終第3回の運営会議が26日、燕三条地場産業振興センターリサーチコアで開かれ、参加企業などから約50人が出席して新しいスタッフ用のオリジナルTシャツを披露、来場者は延べ2万人を目標とした。
全体概要説明、客の反響や対応、実績報告などを行った。初めてだった昨年より5拠点多い燕三条地域の59拠点の工場の扉を開放して、自由に見て回ってもらう。ことしは新たにオフィシャルツアーやレセプションパーティーの実施、販売所の設置、英語と中国語による案内、レンタサイクルの導入などを計画した。
昨年は初めてで手探り状態だったが、ことしはその反省から長所を伸ばし、短所を減らすという考え方で取り組んできたが、勢いという意味では逆に昨年を下回っている感もあり、この日は最後に新しいスタッフTシャツを着て全員で記念撮影を行って士気を高めた。
昨年のTシャツは胸の部分にロゴのデザインをプリントしたが、ことしはTの前後ろ全面に蛍光色の斜めのピンクのストライプを配したど派手なデザイン。関係者にはさっそくふだんから着てもらって文字通り歩く広告塔となってもらう。
日野浦睦実行委員長は参加企業に対し、「そのときだけかっこいいというのではなく、ありまのの工場の姿を見せてほしい」、「燕三条のおもてなし力を発揮してほしい」と期待した。
アドバイザーの株式会社メソッドは「昨年以上の結果を残さないと来年につながらない」と具体的な数値目標を求めたのに対し、日野浦実行委員長は昨年の延べ1万人の参加者の2倍、2万人を目標に掲げた。