燕三条地場産業振興センターは、燕三条の企業の既存商品などを対象に県内のデザイナーがリ・デザインの提案をする「リ・デザインエキシビジョン 2015」を開くので、30日まで参加企業の申込みを受け付けている。
リ・デザインエキシビジョンは、地元の企業と県内のデザイナーとのビジネスマッチングを進め、新たな価値を創造。地域の強みとなる地域資源の掘り起しや総合的なデザイン力強化しようと2007年から毎年開かれている。
三条市と燕市に事業所や支社をもつ企業の「既存の商品」や「開発中の製品」を対象に、商品のパッケージデザインやグラフィックデザインに関するテーマを募集し、その商品を県内の参加デザイナーそれぞれが新たにデザインして提案し、企業はその中から1つを選んで商品化を進める。
また、すべてのデザイナーの提案は、「リ・デザインエキシビジョン」として一般ユーザーの人気投票も行うことから、その商品自体の認知度も高まるなどの効果も期待されている。
応募資格は、三条市と燕市に事業所か支社のある企業。事業の出資を理解し、デザインの有効性についての探求をあきらめないこと。11月の合同オリエンテーションや1月の企業の提案事業チェックなど随時行われる参加必須イベントに参加できること。
同イベントは、過去に提示された7テーマのうち、2提案が商品化されており、そのほかにも商品化に向けて進行しているテーマも複数ある。
申し込みや問い合わせは、燕三条地場産業振興センター「燕三条ブランド推進室」(電話:0256-32-5806)へ。