「燕三条　工場の祭典」がグッドデザイン賞を受賞、兼古製作所はグッドデザインベスト100受賞、スノーピークは5件の受賞 (2014.10.3)

日本デザイン産業振興会は2日、「Good Design Award 2014」の受賞結果を発表した。燕三条地域から8社・団体の13件が受賞。そのなかで2日開幕した「燕三条 工場の祭典」が受賞し、兼古製作所の「スリム絶縁ドライバー」は特別賞の候補となる「グッドデザインベスト100」を受賞。スノーピークは1社で5件、受賞した。

グッデザイン賞を受けた2日開幕した「燕三条　工場の祭典」のオープニングセレモニー

ことしは延べ3,601件を審査し、1,258件の受賞が決まった。「燕三条 工場の祭典」は、受賞結果の発表が開幕の日にあたることから、盛り上がりに弾みをつけるためにも受賞に期待していたが、ねらい通りの受賞になった。

「グッドデザインベスト100」を受賞した兼古製作所の「スリム絶縁ドライバー」は、感電防止機能を備えながら作業性を低下させないスリムな絶縁ドライバー。絶縁被膜で太くなりがちなドライバー軸を絶縁機能はそのままに軸径を細く抑えることに成功し、狭所作業での先端の見やすさ、奥まったねじへのアクセス、取り回しの良さを実現したと言う。また、同社はほかに「龍靭ビットシリーズ(トーションビット)」でもグッドデザイン賞を受けた。

スノーピークは、テント3件とヘッドランプとテーブルが1件ずつの計5件で受賞した。燕三条地域からの受賞は次の通り。

• Good Design Award（新しいウィンドウで開く）