新潟の食の魅力を全国へ発信するグルメイベント「国際ご当地グルメグランプリ2014 in 弥彦」が4、5の2日間、弥彦村のヤホール前弥彦公園で開かれており、初日4日は3万3,000人の人出でにぎわった。
2011年から県内で会場を変えて開かれている。初めて県央地域の開催となった今回は、県内41店、県外と国外が5店ずつ、計51のご当地グルメが出店。来場者のはご当地グルメの購入と引き換えにもらえるレルヒさんコインで投票し、グランプリを決める。
初日は午前9時45分からヤホールで開会式を行い、実行委員会名誉会長の泉田裕彦知事、大谷良孝弥彦村長、実行委員会会長の高橋正県観光協会会長のあいさつのあと、弥彦競輪にちなんで本多啓三副村長が競輪の鐘を鳴らして幕開きした。
地元弥彦村からは弥彦村飲食店組合の「やひこ娘イカメンチ」が出店。さらに県央地域からは三条市・三条飲食店組合カレーラーメン部会の「三条カレーラーメン」と燕市のラーメン処 潤の「背脂中華そば」をはじめ、燕市から吉田商工会青年部の「とりにくのレモンあえ」、分水商工会青年部の「桜ッチョ」、味彩燕の「あじさいちゃんぽん」が出店した。
どの店のメニューも500円以下。実績のあるメニューが人気で、11年と12年のグランプリ「柏崎鯛茶漬け」と13年グランプリの「サザエの炊込みご飯」はすぐに長い行列ができていた。県外、国外では「昭和・富山ブラックラーメン」が人気だった。
ヤホールで行われたステージイベントには、三条市から「カレーラーメン体操」が出演し、それまでどちらかといえばおとなしかった会場に大きな拍手がわき、イベントの盛り上げに一役買っていた。
また、会場は混雑したものの、大勢の人出を予想してかシャトルバスやJR弥彦線を利用しての来場した人が多く、意外と周辺道路は渋滞しなかった。5日も午前10時から午後4時まで開かれる。