「燕三条 工場の祭典」では毎晩、レセプションが行われており、2日目の3日は鎚起銅器の玉川堂(玉川基行社長・燕市中央通2)でフルート演奏会が開かれ、30人余りが参加してフルートの音色を楽しんだ。
演奏したのはもちろん燕市PR大使のフルート奏者、本宮宏美さん。国の登録有形文化財となっている玉川堂の土間のある建物を入ってすぐの和室を客席に、建物正面の窓を開け放った庭を背景にして演奏した。
参加者のほとんどは工場の祭典のために市外や県外から訪れた人。ワンドリンク付きで、ワインなどを味わいながら2年後に創業200年となる歴史と伝統を感じさせる空間で秋の風を感じながらつややかなフルートの音色に聞き入っていた。
また、玉川堂は工場の祭典で最も人気のある見学先のひとつで、4日は300人以上が訪れ、最終日5日も大勢の来場者を集めるはずだ。
最終日5日は午後5時半から三条市高安寺、諏訪田製作所でクロージングパーティーが開かれる。