12日からの第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」と11月1日からの第14回全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」の開会を前に三条市と三条市体育協会は2日、三条市出場選手壮行会を開き、それぞれに出場する19人の選手と監督などを激励した。
三条市から出場するのは、国体の選手11人と監督、コーチ、主務の5人の16人。障害者スポーツ大会の選手2人とコーチ1人の3人。壮行会にはうち13人と国定勇人市長、三条市体育協会の役員や加盟団体会長など12人が出席した。
国定市長と体育協会会長代理の堀内靖記副会長は、「頑張ってきてください」、「よろしくお願いします」と一人ひとりに声をかけて激励金とせんべつを手渡した。
国定市長は激励の言葉で、6年後の東京五輪出場も決して夢ではないとし、「そのための国体が大きなステップだととらえていただいて、より大きな夢をつかみ取っていただきたい」、「周囲に振り回されることなく、回りを気にすることなく、その夢と栄冠を手にするために、全力で前を向いて走り抜いていただきたい」と活躍を願った。
選手を代表してウエイトリフティング少年男子、大倉柊真選手(17)=三条市篭場=が、「われわれ選手一同は、郷土の代表としての誇りをもち、長崎の地で全力を尽くして戦い抜くことを誓います」と選手宣誓を行った。
選手団を代表して、カヌー・カヌースプリント、渋谷毅監督(39)=三条市西大崎=が謝辞を述べ、「長崎国体での目標はひとつ、三条市、新潟県の代表として表彰台に上がり、県旗を掲げることであります」、「平常心を保ち、送り出してくれる家族、仲間に感謝し、現地では選手スタッフ一丸となって、全力を出し切ることができるよう頑張ってまいります」と健闘を誓った。