(公社)新潟県トラック協会三南支部(金子正孝支部長・53会員)は7日、交通安全に役立ててほしいと三条市に10万円を寄付した。
午後3時半に同支部の金子支部長=日本通運(株)三条支店支店長=と渡辺喜彦副支部長=マルソー(株)会長=、長谷川敏夫事務局長の3人が市役所 を訪れ、金子支部長から善意を包んだのしぶくろを国定勇人市長に手渡した。
同支部は、三条、見附、加茂の3地区にある53の運輸業者でつくる。平成7年から交通安全に役立ててもらおうと寄付活動を始め、現在は同支部管内 の三条市、見附市と加茂市に交互に寄付を継続し、ことし20回目。三条市には2年に1度、寄付している。
また、同支部では、10月9日の「トラックの日」にあわせて社会貢献活動事業として国道の清掃活動を行っており、ことしは見附地区が10月3日 に、三条・加茂地区は翌4日に実施した。
金子支部長は、道路を使う仕事ということもあり道路の清掃活動を行っていると話したが、ことしはごみがなくてごみ袋のほうが多いほどだったと話し た。
また、国道でごみ拾いをしていると、その脇を通行していくトラックが怖いと感じたと言い、歩行者の立場を実感。各社ともお年寄りや子どもを感知し た時の運転マナーなどドライバー教育も実施しているという。、金子支部長は、「社内でもお年寄りを見たら、アクセルから足をはなすようにとなって いる」と話していた。
三条市では同支部からの善意は、これまではカーブミラー設置に充てていたが、前回2年前から注意カ所に設置する交通安全の看板や横断歩道の黄色い 旗の設置費用に充てる予定だ。