国際ソロプチミスト新潟-茜(松永しげみ会長)は、29日午後7時から三条市中央公民館で2014チャリティコンサート「コントラバス&ハープ 秋を奏でる 大きな楽器のコンサート」を開き、国内外で活躍する旧栃尾市出身のコントラバス奏者佐野央子(なかこ)さんとハープ奏者山崎祐介さんの演奏を聴く。
コンサートでは、クライスラー「愛の悲しみ」、グラナドス「スペイン舞曲集よりアンダルーサ」、パガニーニ「ロッシーニ『エジプトのモーゼ』の主題による序奏と変奏曲」などを演奏する。
入場料は全席自由で、2,500円。未就学児の入場はできない。チケットは、会場の三条市中央公民館などで販売している。
国際ソロプチミストは、管理職や専門職に就く女性でつくる世界最大の奉仕組織。「新潟−茜」は、三条市と加茂市のメンバーで1997年に県内8番目のクラブとして認証され、設立。毎年、チャリティーコンサートを開き、収益金は、地元に根差した奉仕活動のほか、ブータン王国ダグッツオ職業訓練校のこどもたちへの支援の資金としている。
コンサートの問い合わせは、加茂市仲町、うのもりや(電話:0256-52-0062)、三条市横町1、きものギャラリーまつなが(電話:0256-32-0101)へ。チケットの取り扱いとふたりのプロフィルは次の通り。
【三条市】▲三条中央公民館(電話:0256-32-4811)▲(株)北越楽器三条店(電話:0256-34-3959)▲はりやま楽器(電話:0256-32-6117)
【加茂市】▲ミュージックショップ・アベ(電話:0256-52-1999)
【プロフィル】
■佐野央子さん(コントラバス)
12歳からコントラバスを始める。東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学中、学内モーニングコンサートで史上初コントラバス女性ソリストとして若杉弘指揮、藝大フィルハーモニアと共演。2006年より1年間、ドイツ、ミュンヘンに留学。
小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、サイトウキネンフェスティバル松本、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、東京春の音楽祭、ラ・フォル・ジュルネINナント(フランス)等、オーケストラ奏者として数多くの音楽祭に参加するとともに、客演首席奏者・室内楽・ソロの分野でも活躍。これまでに村上満志、永島義男、山本修、H・ブラウン、W・ギュトラーの各氏に師事。現在は東京都交響楽団コントラバス奏者。
■山崎祐介さん(ハープ)
さんとハープ奏者山崎祐介山崎さんは、東京藝術大学音楽学部を経て同大学大学院修了。ハープを桑島すみれ、篠崎史子、J・モルナール各氏に師事。フランスにてL・ラスキーヌなどの教えを受けコンサート活動を始める。東京文化会館・浜離宮朝日ホールなどでリサイタルを開く一方、全国各地の主要オーケストラと共演し、ソリスト。室内楽奏者として活躍。
第8回村松賞受賞。昭和音楽大学講師、洗足学園大学講師を務め、後進の育成にも力を注いでおり、門下からは内外のコンクール優勝者や上位入賞者を輩出。日本ハープ協会副会長。