三条市大野畑、済生会三条病院は、24日午後7時から同病院で睡眠時無呼吸症候群をテーマに健康教室を開くので、いびきが気になる人や熟睡した感じがしない人、運転中に眠気を感じる人など本人をはじめ家族の睡眠が気になる人など大勢の来場を呼びかけている。
健康教室は、地域住民の健康づくりに役立ててもらおうと、テーマを変えて開いている。これまでは日中の開催だったが、今回は、とくに働き盛りの人に聞いてほしいと企画。会社帰りでも参加できるようにと初めての夜間、午後7時から8時まで開く。
同病院の呼吸器内科の渡辺健雄医師から「睡眠時無呼吸症候群について」、生理機能検査臨床検査技師から「検査の種類と内容について」を聴き、最後に質問コーナーもある。
睡眠時無呼吸症候群によって死亡することはないが、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を助長させるという。また、肥満の人がなりやすいが、やせていても骨格によっては症状のある人もいる。どんな病気なのか、また、どのような検査方法があるのかなど、症状がなくても興味のある人は参加してほしいと大勢の来場を呼びかけている。
参加は無料で、事前の申込みは必要ない。問い合わせは、済生会三条病院地域連携室(電話:0256-33-1551)へ。