フィリピン出身で加茂市に嫁いだ阿部ジュリアさんが代表を務める国際交流団体「WFN(ワールド・フレンドシップ・ネットワーク)」は18日、加茂市番田、レストハウス鴨川でことし8月に発生した広島土砂災害の避難者救援を目的にチャリティーコンサート「WAKU WAKU SATURDAY NIGHT IN KAMO」を開き、約100人が参加して盛り上がった。
同団体はたびたびチャリティーを目的にしたライブ演奏やダンスなどのイベントを行っており、今回は収益の一部を国際NGOカリタスジャパンを通じて広島土砂災害被災者支援のために寄付しようと開いた。
参加したのはジュリアさんの友だちや同団体とつながりのある人が中心。子どもたちも多く、ファミリーパーティーのような雰囲気だった。出演者も同様で、地元のフォークやロック、ブルースなどを演奏するバンドやフラダンスなど10団体以上が出演した。
ジュリアさん自身も得意のフィリピンのダンスや歌を披露した。演奏にあわせて大勢がフロアで踊るシーンもあり、時間を忘れて楽しみながらチャリティーにかかわっていた。