加茂市は20日、JAにいがた南蒲須田地区選果場=加茂市=でことしもグルメゆうパック「加茂の梨 新高(にいたか)」の出荷式を行い、旬の味覚を家庭に頒布する信越ふるさと会に全国から注文のあった加茂のナシ「新高」4,900箱余りの出荷を祝った。
「新高」の果実は700グラム前後の重さがあり、大きいものは1キロ近くにもなる大玉のナシ。みずみずしい甘さとさわやかな歯ごたえが特徴で、加茂産の「新高」2001年から「グルメゆうパック」の商品に採用されている。
ことしも10月の商品のひとつとして、「新高」6玉4キロ入りのコースがカタログに掲載され、全国から4,917件の申し込みを受け付けた。ことしは10月中旬から発送をはじめ、23日までに出荷を終わる。
午後3時からの出荷式では、小池清彦加茂市長をはじめ、JAにいがた南蒲の笠原一成経営管理委員加茂地区委員長などJA関係者、来賓の日本郵便(株)加茂郵便局の田中克文局長、生産者などが出席。
あいさつや祝辞のあと、テープカットを行い、加茂産のナシを運ぶトラックのドライバーに同JAの職員から花束、先にデビューしたばかりの「なんかん育ち」ゆるきゃらマスコット『梨之助』さんから新高ナシを贈った。この日は1,692箱を出荷し、出発するトラックを手を振って見送った。