アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は25、26の2日間、同社の全国の直営店とスノーピークストアで恒例の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい)2014秋」を開き、なかでも最大規模で開く三条市の本社「HEADQUARTERS」では、社員総出で限定販売やおたのしみイベント、飲食コーナー、見学&DIYなどで来場者をもてなす。
25日は午前9時から午後4時まで、26日は午後3時まで開き、無料で誰でも参加できる。スノーピークファンには見逃せないのは限定販売コーナー。雪峰祭限定アイテム販売、B級品抽選販売、ファクトリーアウトレットを行う。
雪峰祭限定アイテム販売は、雪峰祭だけの限定アイテムを数量限定で販売。B級品抽選販売はB級品の購入権利を抽選で決めて販売するもので、とくにことしは対象商品を数多く用意する。ファクトリーアウトレットは廃番アイテムや展示品、レンタルで使用したアイテムなどを特別価格で販売し、ワンアクションテーブルのB級品は社員と一緒に組み立て作業ができる人が購入対象になる。
この秋、アパレルのラインナップを全面的にリニューアルし、アパレル業界で注目を集めている。県内でスノーピークのアパレルを扱っているのはここだけで、そのデザインや品質を手に取って確かめることができる。シーズンエンドになったアイテムはファクトリーアウトレットで格安で販売する。
お楽しみイベントは、シャボン玉イベント、バルーンコーナー、オリジナルミニぬりえ、Theキャンプフィールド射的、テント設営デモンストレーション。射的は来場者アンケートで前回から復活させたが、今回も継続。テント設営デモンストレーションは2日間とも午前11時から正午まで行い、テントやタープなどのキャンプに最低限必要な道具の設営をスタッフが実演する。
飲食コーナーは前回以上に充実させる。地元下田産のおにぎりときのこ汁を無料でふるまい、もちつきではスタッフと一緒についたもちを味わえる。露店では生ビール、ウインナ、玉こんにゃく、チョコバナナ、焼きいも、肉まんに加え、新潟名物ぽっぽ焼きの販売も。朝日酒造は先着100人に利き酒、燕三条イタリア野菜研究会の野菜販売もある。
見学&DIYでは、工場見学でふだんは立ち入ることのできない工場で実際に製造のようすを見学でき、テント・タープ修理見学&DIYでは縫製修理の見学や修理品の受け付けを行う。
さらに山井社長は2日間とも会場で来場者とともに過ごす予定だ。山井社長は9月にテレビ東京系のトーク・ドキュメンタリー番組「カンブリア宮殿」に出演している。県内で放送がなかったので、雪峰祭ではその上映も行う。
7月に発売した初めての著書『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』(日経トップリーダー)も好調。経営者からも熱い視線を集めており、山井社長に直接、会えるチャンスでもあり、大勢の来場を待っている。