新潟調理師専門学校=新潟市中央区東幸町8=との交流事業で24日から30日まで来日している姉妹校のフランス国立アルカッション・ホテル工業学校の生徒4人と教員1人が27日、燕市役所を訪れ、鈴木力市長を表敬訪問した。
生徒は17歳から20歳までの男女2人ずつの4人。新潟調理師専門学校も一緒に市役所を訪れた。鈴木市長は、燕市が調理器具などをつくっており、ノーベル賞授賞式の晩さん会に使われる洋食器が燕市で作られるいることんどを紹介し、「ぜひフランスに帰ったら調理するときは燕の製品を使ってもらえるとありがたい」と地場製品をPRした。
調理や飲食業でのサービスを学ぶ生徒らは生まれて初めて食べた日本料理やご飯がおいしいと好評だった。「フランスでは朝からご飯を食べることがない」、「フランスで食べるコメよりおいしかった」、「フランスと文化が違って何もかも新鮮で勉強になってる」。
市役所を訪れる前に地元の包丁メーカー藤寅工業を見学して包丁も買い、見学して「ひとつひとつていねいで、こだわりをもって作っているのに感動した」。サービスを勉強している生徒は、ホテルのバーでいろいろなことをていねいに教えてもらい、「新潟のホテルに就職させてもらえれば」と話していた。