24日から26日まで三条市の繁華街で行われた「本寺小路あかり物語 第十章」の協賛イベントとして初日24日、三条商工会議所青年部まちの活性化委員会主催で「本寺小路夜の街あるき」が行われ、約100人が参加して夜の本寺小路を新鮮な感覚で歩いた。
本寺小路など中心市街地の活性化を図るには、まずは本寺小路にどんな店があるのかを知ってもらう出会いが大切と企画した。モテる男子のデートで必勝コース、美女とウハウハ男のロマンコース、女子会イチ推しイケメン店員コースなど6つのコースを用意して、それぞれまちの活性化委員会の委員がコースに沿った内容の店へ次々と案内し、ゴール後は気に入った店を利用して帰ってもらおうという趣向だ。
1ドリンク付き1,000円の参加費で定員60人で参加者を募集したところ約100人が午後7時にキネマ・カンテツ座に集合。店内に入りきらない参加者が歩道にもはみ出し、見慣れない人だかりに通りかかった車のドライバーは何ごとかと見入っていた。
三角旗を持った案内役の委員を先頭に本寺小路へ繰り出すと、それだけでちょっとしたツアー気分が味わえ、夜のまちがいつもと違って雰囲気に見えた。本寺小路へ出向いても積極、行き慣れた店を利用することが多く、一度も入ったことのない店に入るのは意外と敷居が高く、1カ所数分とはいえ、敷居を下げる効果は大きかったようだ。