燕市は、11月23日に明治神宮球場で開かれる東京ヤクルトスワローズ「2014ファン感謝DAY」で販売する塩おにぎり「燕(えん)むすび」をこのほど商標登録した。
燕市はスワローズとのコラボ事業として、スワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」の名前を冠したコシヒカリ「つば九郎米」を商品化しており、昨年秋に東京の表参道・新潟館「ネスパス」で開かれたイベントで、つば九郎米を使った塩おにぎりを「燕むすび」として初めて販売した。
23日のスワローズ「2014ファン感謝DAY」にも燕市はブース出店し、そこでも燕むすびを販売する。燕むすびの名称は農政課の若手職員が考案した。
燕むすびが、すでに商標が登録されていないか心配だったこともあり、調べて登録されていないなら真似されないように登録しようとなり、ことし8月15日に商標登録された。燕市の商標登録は、2011年に生まれて観光PRキャラクター「きららん」がことし7月11日に商標登録されて以来、2件目。
鈴木力市長は、31日の定例記者会見で、つば九郎ファンには「つば九郎米を使った燕むすびは定番」であり、「今後は大手を振って燕むすびのネーミングで販売できる」と話した。